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   口の中の病気は、歯だけではなく、歯石や歯周病(歯肉炎、歯槽膿漏など)があります。
 これらの病気にかかると強い口臭がしたり、食欲がなくなるばかりでなく、口の中の細菌が傷ついた歯肉などから血管に侵入し、心臓の弁に傷害をおこす可能性があります。
 歯石は、さまざまなミネラル塩、有機物質、食物のかすから作られます。
 たまり始めの段階は軟らかな垢(あか)の状態ですが、時間が経つにつれて次第に硬くなり、歯に貼りついてしまいます。ためたままにしておくと、歯肉に炎症が生じて、最後には歯肉が歯の表面に沿って歯の根の方に縮んでゆき、歯がぐらついてきます。
 予 防  
固いきめの粗い食べ物(ドライフード)を与えてください。

噛むおもちゃ(生皮、硬質ゴム、ナイロンでできたもの)や、固いおやつを与えてください。ただし、おやつには当然カロリーがありますので、与えすぎて肥満にならないように気をつけてください。

定期的に犬猫用歯ブラシをご使用して歯磨きをしてください。表面がざらざらした歯磨用のパッドを使って磨くのも効果的です。

治  療
 治療はほとんどの場合、全身麻酔をかけてから歯石を取ったり、歯周病で使えなくなった歯を抜いたりして、歯の周囲の手当てをします。
 口は健康の窓口です。歯石がついたり歯周病にかかったときは、できるだけ早く動物病院で治療を受けてください。

歯石除去のプログラム  麻酔をかけて歯の表面を研磨すると、以後、歯石がつきにくくなりとてもきれいです。
歯や体の状態によって方法は変わります。

金町ポチちゃん・5才の場合 ---------------------------------------------
        診   察 
   血液検査(腎臓、肝臓などの検査・7項目)
          ↓
        麻酔薬の選択
   歯科診断:現在の歯の状態・歯周ポケット・歯肉炎などを
            診断し、処置を決めます。
          ↓
    超音波スケラーにて歯石除去
     ・状態によりポリッシング(研磨)
     ・状態により歯科用軟膏注入
          ↓                           
    投 薬(状態によって投薬はないこともある)
金町ミミちゃん・10才の場合---------------------------------------------
     診   察
    血液検査(CBC、生化学検査一般)
          ↓   
        麻酔薬の選択
   歯科診断:現在の歯の状態・歯周ポケット・歯肉炎などを
            診断し、処置を決めます。
          ↓
     超音波スケラーにて歯石除去
      ポリッシング(研磨)10分
      ルートプレーニング 10分
      (歯周ポケット内の汚れをかき出す)
      ・状態により抜歯→縫合
      歯科用軟膏注入
          ↓
        投   薬 
 
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