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   小鳥、ハムスター、リスなどの小動物は、平均寿命も短く病気の徴候を知った時には手遅れということも多いようです。極小動物の治療する上で大切なことは、以下の1〜4です。
 特に1、2はすぐにお家でもできるようにしておくと病気の回復を高めます。


1 保温と隔離
 極小動物は体調が悪くなるとすぐに低体温になってしまいます。低体温になっている時には、40℃くらいまで周囲をあたためることが必要です。隔離はもちろん、他の動物からの妨害を防ぐためです。
小鳥の保温   ハムスターなどの保温


2 栄 養
 動物は病気で体調が悪く食事ができないと低血糖を起こしてショック状態になります。特に小鳥は丸1日以上食べないと死んでしまいます。
 そこで食欲不振の動物には、体調が回復するまで強制的に栄養食を食べさせて体力を維持させることが大切です。動物によって栄養食の種類や給餌方法が違いますので、獣医師の処方を得てから始めてください。

    3 検 査
    検 便
  • 検便は寄生虫、原虫、細菌などの感染や腸炎の原因となる消化機能評価などいろいろな病気の診断につながるとても大切な検査です。便はその日のうちに乾かないようにビニールやラップに包んで病院へ持って来て下さい。
    尿検査
  • 検便同様に大切な検査です。尿が取れたらすぐに持って来て下さい。あらかじめ尿検査ご希望の方には試験管をお渡ししますので、当院までご来院下さい。
    レントゲン検査
  • 骨折、肺炎、心臓病、腫瘍など、時にはいろいろな病気の発見ができます。
    血液検査
  • 極小動物は犬や猫と違ってあまりたくさん血液を採れません。ですから血液検査は現在のところあまりおすすめしていません。
    4 投 薬
     飲水に薬を溶いて飲ませるものと、小さいスポイトビンで直接動物の口に数滴飲ませるものがあります。特にスポイトビンの薬は使用期限を守って下さい。お家での保存は冷蔵庫でお願いします。  
     

 極小動物は病気になるとすぐ死んでしまいますので、冬場の通院などは低体温にならないようにくれぐれもご注意下さい。診療・治療時でもちょっと触れただけでも死んでしまうこともあります。動物が興奮するともっと危険です。
 低体温や食欲不振を起こしてしまっている動物はとりあえず入院させて保温し、酸素ボックスに入れたり(インキュベーターという器械があります)、経腸栄養食などで栄養補給しながら状態をみて、検査、治療をする方が回復率は高いようです。極小動物と犬や猫とは体のつくりも扱い方も治療法も違います。
 そして覚えておいてほしいのは 「とても死にやすい動物」ということです。

 

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