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中毒

毒物は皮膚を通して入る場合や、吸い込んだり食べたりして体内に入るすることがあります。

特に子犬は好奇心旺盛で、なんでもかじってしまうので、特に注意が必要です。
プラスチックの入れ物に入っていても、遊んでいるうちに咬み壊してしまう
こともあるので、薬などは犬の目に届かない場所に保管しておくようにしましょう。

中毒の症状は薬剤によってさまざまですが、おもに嘔吐、下痢、よだれ、ふらつき
などで、ひどい場合は虚脱、発作、昏睡状態におちいる場合もあります。

犬が毒物を口にしているのを発見したら、すぐに止めさせて早急に来院してください。
その時に重要なことは、食べた物の成分が分かるように、食べてしまった物(袋)
も一緒に持参しましょう。飲み込んだ毒物の種類が判明すれば、その毒物に合った
対処法をすぐに始めることができます。

近くに動物病院が無い場合、すぐに飲み込んだものを吐かせたほうが良い場合もあります。
その場合、濃い食塩水(カップ1杯に塩小さじ1杯)を飲ませます。
ただし、アルカリ性の洗浄剤などは吐かせることは危険なので、注意してください。
とにかく獣医に相談し、指示をうけることが重要です。

皮膚にペンキやタールが付いてしまった時に、柔軟材や塗料除去剤をかけることは
絶対にしないでください。(動物が口にすると毒になります)
動物用のシャンプーで十分流して、汚れがひどい場合はバリカンで
毛を刈ってしまうのが一番です。
緊急時の対応についてのアドバイス

交通事故や感電、中毒、溺水、ショック、心臓に疾患のある動物の心発作などのあと、
急に動物がぐったりし、呼吸や心臓が止まる事があります。
その場合、すぐに病院に連絡すると同時に、一方では動物の蘇生を
図る必要があります。
1. 気道の確保
  首をのばして口をあけ、ヨダレや吐物などを取り除き、かるく舌を引き出して、気道を確保する

2. 呼吸
  呼吸をしていない様であれば人工呼吸を開始する
  手で鼻を覆って鼻に息をふきかける(胸が膨らむ程度)
  心拍動がある場合、人工呼吸は5秒ごとに行う
  心臓マッサージを行っている場合は心臓マッサージ
  2〜3回ごとに人工呼吸を1回行う

3. 循環
  動物の胸に耳を当て、心拍動を確認し、心拍動が認められない場合は心マッサージを開始する。

小型犬や猫の場合、横臥位(横向けにねかせる)にして胸部を片手ではさむ様にして1分間に100回から120回心臓マッサージをおこなう中型犬の場合、横臥位で胸部中央部(犬の肘のちょうど後ろ辺り)を手のひらを当て、もう一方の手をその上に重ね、下方と犬の頭方に向けて圧迫し、1分間に80回から100回心マッサージをおこなう。

15kg以上の大型犬では、仰向けにして胸骨(胸の真中にある骨)の上から圧迫し、1分間に80回心臓マッサージをおこなう。

 

以上の方法は、動物病院への搬送中も継続して行ってください。
運良く蘇生したなら、動物病院で、根本的な治療を受けましょう。

 

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