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   (可食部100gあたり)

 

うさぎの尿の性状
 うさぎの尿は濃縮されていて白い沈殿物がかなり多く混入しているのが普通です。
色は薄い黄色からオレンジ色まで様々で、粘調度も様々です。白い沈殿物は無晶性炭酸カルシウムとリン酸アンモニウムマグネシウムで、このため尿全体が不透明に濁っていることもあります。尿の性状に様々な変化が見られるのは、水分摂取量と食事内容によります。そのため、真っ赤なおしっこをしていても、正常な場合と血尿の場合があり、診断のためには尿検査が必要になります。

尿の異常
血尿
 まず疑われるのは膀胱炎ですが、犬猫のように残尿感からくる頻尿の症状がはっきりしないことがあります。また、メスの場合子宮からの出血の可能性もあるため、要注意です。このため、尿検査はもちろん、血液検査やレントゲン検査を行い、腎臓の異常や、腎臓、尿管、膀胱の結石の有無、子宮の増大の有無を確認する必要があります。
膀胱炎
 膀胱炎の診断がついた場合、抗生物質や消炎剤などの投薬が必要になりますが、症状が治まった後すぐに薬をやめてしまうと再発を繰り返すことがあります。治ったように見えて,実際は膀胱の炎症は治まっていなかったり、わずかに残った細菌が再び増殖を始めたりするためと考えられます。また、再発の場合、耐性菌が出現して同じ抗生物質が効かなくなっているケースもあり、治療の反応が悪くなることもありますから、しっかりと治療を続けることが大切です。
結石

 膀胱炎の原因として、尿結石ができている可能性があります。
これはできている場所によって治療が異なりますが、尿路を塞ぐように存在している場合には緊急に手術が必要です。また、排尿障害がなくても、血尿が続くことで全身状態の悪化が考えられる場合も手術を検討する必要があります。  結石はうさぎの場合、尿中の高カルシウムが原因となることが多いため、定期的な尿検査と、食事中のカルシウムを減量しなくてはなりません。
 ウサギのペレットフードのパッケージには、カルシウム含有量が記載されていますから、購入の際にはチェックしてみて下さい。一般に、成長期用や授乳期用のフードはカルシウム含有量が高いので、発育段階に合わせたフードを選びましょう。
子宮疾患

 成ウサギから老齢のウサギに多くみられます。
出血を伴わない場合もあるので、尿の症状は必発ではありません。腹部に痛みがあれば、うずくまるような姿勢をとり、触られるのを嫌がるようになります。
食欲不振や発熱、陰部からの分泌物など、一般状態に異常が見られたらすぐに診察を受けるようにして下さい。
子宮蓄膿症などの進行性疾患の場合、捻転や破裂を起こして容態が急変することもあります。


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