Q.
去勢  2001.2.9掲載
 現在、仔猫(ロシアンブルー)【4ヶ月雄】を飼っているのですが、いろいろ情報を得た結果、去勢をする方向で考えてます。
 その手術の適切な時期なのですが、本やHPによってさまざまで
生後半年後や一年後もしくは初めてのスプレー前もしくは初めてのスプレー後等とさまざまな情報が飛び交ってます。(値段も。。。。)
 私は素人なのでよくわからないので、 貴院で去勢手術を受けることを前提として、 先生方のご意見として
 (1)去勢の適当な時期
 (2)事前に必要(もしくはした方がこの好ましい)とされる検査と値段。
 (3)去勢手術のおよその値段
 (4)初診料
 (5)その他留意すること
 (6)駐車場はあるのでしょうか?
もし、無い場合は、有料駐車場がそばにあるのでしょうか?
 
A.
 (1)去勢手術の時期についてですが、尿道の発達との兼ね合いもあり、大体7〜8ヶ月齢を目安に行う事をお勧めしています。ただ、その子によってはそれ以前にスプレーをしてしまう事もありますので、それはその時に応じて行っています。スプレーなどの問題がないならば、もう少したってからの方が良いと思います。

 (2)原則として、手術前日に来院していただいてお預かりし、身体検査と便検査・血液検査をして次の日手術となり、その日の午後に退院となります。また猫ちゃんが、ノラ猫出身・高齢・病気の場合、飼主のご希望に応じて、キャットドックやウイルス(猫白血病・猫エイズ)チェックも行います。

 (3)猫ちゃんの去勢の場合、診察料、血液検査、麻酔料、手術料、1泊2日の入院料、1週間後の再診料を全て含めて、2万円(消費税別)となっています。猫ちゃんの体の状態により薬の投与などを行った場合は、別料金になります。この場合、必ず電話にてお知らせし、飼主の方の許可をいただきます。

 (4)初診料は2000円ですが、初めて連れてきていただいたその日のお預かりとなれば、手術代に含まれます。

 (5)その他留意する事として、病院でお預かりする際は、必ずノミ予防とワクチンをしていただく事となっていますので、証明書などがあればお持ちください。まだであれば、これを機会に接種していただく事となります。
    手術の日ですが、月〜金曜日で行っております。ご希望の日の前前日までにお電話でご予約いただければと思います。

 (6)駐車場は当院前にありますが、土・日曜日は混雑します。
    有料駐車場は徒歩5分くらいの金町駅前にあります。

獣医師 大野美雪

 
 
Q.
外猫の治療、捕獲  2000.7.14掲載
外猫が右前脚を2倍に腫らし,痛そうにしております.如何したのでしょうか? 骨折か捻挫でしょうか?
 
A.
 そうですね。骨折や捻挫の可能性もありますし、細菌が傷から侵入して、膿がたまっている場合もあります。その全部の病気が同時に起こっている事もあります。
 ネコちゃんは、言葉がしゃべれませんので、外で何があったのか確実に知ることはできませんが、たいていの場合、交通事故、落下、猫同士の喧嘩などが多いようです。
 
Q.
 外猫ですので,捕まえる事が困難です。一年目の避妊の時は幼かったのか 何とか捕獲できたのですが,捕獲について良い方法はないものでしょうか?放っといても治りませんよね
 
A.
捕獲法は、例えば、ペットショップなどで販売されている組立ケージの中に食事を置くようにして、その中で食べるように習慣づけていくと、ネコちゃんがケージ内で食べているときドアを閉めて、運ぶ事ができます。自然治癒するかどうかは、病気のひどさの程度にもよりますので、実際に診察しないと、何とも言えません。
 
Q.
 またこの猫は上唇が腫れた事がありまして,今だ完治せず, 右のほっぺがふくらんでおります.この事と関係あるのでしょうか?
 
A.
 前肢とほっぺたということで、一般的には、別に受けた外傷と考えられます。
 例えば、雄猫同士が喧嘩をすると、ほっぺたを咬みあう事がよくあり、喧嘩の絶えないネコちゃんは、ほっぺたが徐々に厚くなります。厚ぼったくなったほっぺたは治りません。
 このように喧嘩傷が頻繁になると、猫エイズや猫白血病のウイルスに感染してしまうネコちゃんが多いです。 野良猫のウイルス感染率は非常に高く、外を出歩くネコちゃんは喧嘩や交尾によって感染してしまいます。
 お宅のネコちゃんの傷の治りが悪いのは、このようなウイルスに既に感染しているのかもしれません。一度、ウイルス検査を受けられることをおすすめします。
 
 
Q.
保護した栄養失調の猫を飼うには  2000.7.14掲載
 いくつか教えて頂きたいことがあります。
最近栄養失調の猫を保護したのですが、場合によっては飼おうかと思っています。
現在既に1匹猫を飼っているのですが、やはり同居させるとなると、身体検査を新しい猫に受けさせた方がいいのでしょうか?
 
A.
 その通りです。1日も早く、動物病院で健康診断と駆虫をしてあげてください。
なぜなら、素性のわからないネコちゃんですから、お腹に回虫やコクシジウム、ジアルジアなどの原虫がいる場合があるからです。
 また、蚤や耳ダニや皮膚糸状菌症などの皮膚病があることもありますので、あなたのおうちのネコちゃんに感染してしまう可能性があります。
 それから、あなたのネコちゃんは、混合ワクチン接種済みですか?接種がまだですと、ネコ伝染性鼻気管炎や伝染性腸炎などのウイルス病も伝播される可能性があります。
 
Q.
また、受けるとなると費用はどの程度と考えた方がいいのでしょうか?
 
A.
 当院の初診料は、2千円ですが、病気があれば、検査や治療にそれなりにお金がかかります。いくらかかるかは、病気の種類と程度により様々なので、診察してみないと、なんともいえません。ご心配でしたら、まず、診察を受け、どこまで治療が必要で、いくらくらいかかるか見積もりを出してから、治療をするか、また、どこまでするか、決めることは可能です。
 
Q.
目やにや鼻水などと言った目で見てわかる症状はないのですが。
 
A.
 それは、良いことです。
 仔猫用フードで栄養状態を良くしてあげてください。
 痩せていれば、1日3〜4回くらい、どんどん、下痢をしない程度、食べさせてください。

 
Q.
猫の咽頭炎  2000.2.18掲載
 飼っている猫のことで、お伺いしたいと思います。
 何故か突然、声が出なくなってしまいました。前日までちゃんと声が出ていたのに、鳴いても声がかすれて、口を開けているだけみたいになってしまいました。食欲や、生活態度は全く変わりありませんし、くしゃみや咳もありません。
 しいて言うならば、2週間前に飼い主の私がそうゆう状態だったといったところです。関係ないとは思いますが、お陰で声が出ないのはつらいということはよくわかります。うがいもできないし、このまま様子を見てもよいものでしょうか?仕事の都合でなかなか連れて行けませんが、病気だとしたらどのようなものでしょう。連れて行けるまでどうしたらよいでしょうか。
 
A.
 実際に診察したわけではありませんので、一般的な人の咽頭炎に関連した猫の咽頭炎に関して説明させていただきます。
 飼主さんが2週間前に同様の症状を示していたという状況から、何らかの細菌感染による咽頭炎(扁桃炎)の可能性も考えられます。人に咽頭炎を起こさせる細菌の感染である場合,猫は感染した人との接触で一時的に感染を起こすことがあります。咽頭炎の徴候としては、吐き気,咳,発熱,食欲不振、無気力などがありますが、感染の初期では声が出ないなどの症状も認められるかもしれません。細菌感染であれば、治療としては、抗生剤の全身投与が必要となりますので、動物病院へお連れください。。現在症状がおさまっているように見えても,再発したり、飼主さんへ再感染を起こさせる可能性もあります。
 また、ウイルス性の猫の上部気道炎や口内炎も、同様の症状を起こしますので、猫の混合ワクチンがプログラム通り終了しているか確認してください。まだの場合は、体調がよくなったら、お早めに接種してください。ウイルス性の病気は、外に出ていない猫ちゃんにもかかる可能性がありますので、ワクチン接種は、全ての猫ちゃんに必要です。

 
Q.
陰睾について
現在、メインクーンという猫を飼おうと思い探したところ、あるブリーダーさんに、 3ヶ月たったオス猫がいたのですが、その猫が、睾丸が降りてこないと障害を持っている事が判明しました。私は、猫をはじめて飼うことになるのですが、繁殖の予定は、元々無いので、この猫に限らず、去勢はしようと思っていました。
ブリーダーさんは、去勢すれば、なにも心配ないとおっしゃってますが、先生の御意見は、いかがですか?
また、この猫を、先生のところで、去勢した場合、どれくらい掛かりますか?
 
A.
 陰睾とは、精巣が出生後に陰嚢内に降りずに腹腔内あるいは皮下にとどまっている状態をいいます。陰睾の起きる原因として、ホルモンの異常や精巣を下降させるための器官の発達不良など遺伝的な素因があると考えられています。
 精巣は体温よりも低い温度となる環境下(陰嚢内)にあることで正常な精子形成機能を保つことができますが、腹腔内あるいは皮下にとどまっていると正常な精子形成機能ははたせません。
下降しなかった精巣を放置しておくと腫瘍化してしまうことが多いのでなるべく早期に去勢手術をすることをおすすめします。
 正常に精巣が陰嚢内に下降している健康な雄猫の去勢手術の費用はおよそ2万円ですが陰睾がある場合、精巣がどこにとどまっているかによって処置がかわりますので費用はもう少し高くなるとお考えください。精巣が腹腔内にある場合、X線検査や超音波検査により精巣の位置をしらべる必要がありますし、開腹手術をするため術後の管理も普通の子の去勢手術よりも時間や手間がかかります(抜糸や投薬など)。

 
Q.
猫エイズについて
 うちの家族は、7匹の猫たちと一緒に暮らしていました。昨日の朝、一番年上のオス猫(9歳)を猫免疫不全ウイルス感染症(猫エイズ(FIV))で亡くしました。1週間前は食欲がないなりにも元気にしていたのに、突然寝たきりになり声も出なくなってしまい・・・
 1〜2年前から食欲がなくなり、痩せてきていました。5年くらい前に喧嘩による大怪我もしていたので、昨年末調べてみたらやはりそうでした。しかし、月に1〜2度動物病院に通い、点滴をしてもらうと元気を取り戻してくれました。血液検査ではっきりしてからは、いつかはこうなると覚悟をしていましたが、ほんの数日でこんなことになってしまうのでしょうか?本人でなければ分からないのかもしれませんが、痩せ始めた頃から何か自覚症状はあったのでしょうか?
 そしてこの数日・・・痛みや苦しみを強く感じることはあったのでしょうか?つい話し掛けたり、触ったり、口の周りで固まった血(歯肉炎だったのでしょうか?)をふき取ったりしてしまいましたが、迷惑だったのでしょうか?
 お医者様は心臓はしっかりしているといっていましたが、直接の死因は何だったのでしょうか?
(実際に診察していなければなんとも言えないと思いますが)
 そして残った猫たちですが、1日たってだいぶ落ち着いたのですが、元気がありません。みんなうずくまって寝ています。2歳10ヶ月になる息子も何か感じるのか、泣いている私を一生懸命慰めてくれました。
 「死」というものを理解できずにいましたが、ペット霊園の帰りには「触りたい、連れて帰る」と泣きました。言葉の遅い息子ですが、痩せ細った姿を見たり、一緒に病院へ行ったりしたからか「お病気? かわいそうね」と言いました。猫の鳴き声を聞いて「○○ちゃん鳴いてる」と言うので、何といって良いか分かりませんでした。「○○ちゃんお病気?」と聞かれたので、「もう大丈夫。○○ちゃんはきっと元気に遊んでいるよ」と答えてしまいましたが、本当にそうであって欲しいと思います。
 お医者様は、治る見込みのない彼を諦めることなく診てくれました。無責任な慰めではなく、前向きな意見を言ってくれたので、飼い主の心のケアもしてもらった気がします。これからは、残った猫たちと息子の精神面を考えなければいけないと思いますが、どのようにしていけば良いのでしょうか?
 
A.

猫エイズの主な症状として最も多いのは口内炎です。
 猫免疫不全ウイルス感染症はケンカの咬傷などから感染する病気で、現段階では効果的な治療法もワクチンもないため、飼い猫を外に出さないということが唯一の予防法となっています。
 このウイルスに感染した猫は、何年もかかって免疫系の障害がおこり、多くの猫が最終的に後天性免疫不全症候群(猫エイズ)を発症し、死に至ります。
 猫エイズの主な症状として最も多いのは口内炎です。あなたののネコちゃんは9歳だったということですので、おそらく通常5歳以降にみられる末期のエイズ期にあったものと思われます。末期のエイズ期ではやせかたが激しくなり、貧血や悪性腫瘍のほか、免疫が低下することにより健康な猫では感染しない弱い病原体による感染症にかかってしまいます。ですから、あなたののネコちゃんが1〜2年前より痩せてきてしまったこと、また、口の周りで血が固まっていたというのも、猫エイズの特徴的な症状と思われます。直接の死因に関しては、やはり実際に診察している訳ではありませんので、かかっていた獣医さんに聞いていただいたほうがいいと思われます。しかし、心臓がしっかりしているというお話があったのであれば、逆に言えば、心臓がしっかりしていたからこそ9歳まで生きることができたのかもしれません。
 残念ながら、猫は私達人間よりもその寿命はとても短い生き物です。猫と暮らしている以上は誰もがつらい別れというものを避けては通れません。あなたのお話から、どれだけそのネコちゃんのことを大切にしてきたかがよくわかりました。それだけ大切なネコちゃんとの別れを経験したのですから、気持ちに整理がつかないのも当然のこととお察し致します。
 最後に獣医師として一つご助言させていただければ、他の同居のネコちゃんにも同じ病気に感染している可能性がありますので、ウイルス検査を受けられることをお勧めいたします。早期発見により、少しでも苦しみの少ない生活を送らせてあげられるかもしれません。


 
Q.
猫の瓜実(うりざね)条虫
 家の猫なんですが、こないだ、お尻の毛のところに、白い4,5ミリの虫が付いていたんです。
 ビックリしてヒザから降ろして取ろうと思ったら、、、
 これはもしかして腸内寄生虫???なんですか?
 便は固く、いつもと変わりません。それにとても元気です。
 ヘタな虫下しを飲ませるより、やはり病院へ連れていった方がいいんですか?
 いつも一緒に寝ているし、よく遊ぶのでとっても心配です。
 まさか人間に移ることってあるんでしょうか?
 
A.
 それは、瓜実条虫といってサナダムシの一種です。その小さい虫は、片節といって、長いサナダムシの体の一部です。瓜実条虫はノミが媒介します。ですから、瓜実条虫とノミの駆虫が同時に必要です。
「ネコちゃんのまめ知識」ノ ミ  の項をお読みください。

 市販の駆虫薬(回虫用)は効果がありません。

 猫の瓜実条虫はヒトには感染しません。しかし、肛門からでてきた虫が家の中に落ちているのは衛生的とはいえないので、早急に駆虫しましょう。また、ノミがいると、ヒトも猫もノミアレルギー性皮膚炎を起こす可能性があります。


 
Q.
食事について(牛乳)
 貴医院のホームページの食事について絶対にあたえてはいけないものの中に牛乳とありました。牛乳をあたえてはいけないということを全く知らず、2年前ぐらいまでは2日に一度の割合だったのですがここ2年位はほとんど毎食(朝、晩)20cc程度/1匹をあげてしまいました。チーズやバターは塩分が強いのでいけないと思っていたのですが、牛乳はどうしていけないのかを教えていただけますか。また、動物用の牛乳を以前あげたところ、のみなれていないためか下痢をしてしまいました。市販されている猫用のチーズや牛乳もあげない方が良いのでしょうか。猫の種類はキジトラの雌10歳(母猫)、雄9歳(子猫)2匹、雌9歳(子猫)です。先月雌9歳を腎不全でなくしたばかりで、食事等気をつけてあげなければと思っています。全員室飼いです。
 
A.
 牛乳は完全栄養食品なので、飲み物ではなく食べ物です。現在のようにちゃんとしたキャットフードがない時代は牛乳でもよかったようですが、現代はどちらかというと猫も飽食気味です。
 結論からいいますと、キャットフードを食べている猫ちゃんには牛乳を与える必要が全くありません。同じ食事であっても、牛乳よりキャットフードの方が猫の健康維持に必要な成分(タンパク質、ミネラル、ビタミンなど)がきちんと調整されているので、キャットフードだけ食べていた方が毛づやのいいきれいな猫に育ちます。毛づやがいいということは、健康であるということです。キャットフードもその猫その猫で合う合わないがありますので、猫の体調をみながら、製品の決定をしてください。キャットフードですが、あまり低価格のものは、お使いならない方がいいとおもいますが、やたらと高価なものがいいとも限りません。
 また、猫用と表記されたチーズやミルクは、間食として使用するのはいいのですが、あくまでキャットフード主体の食生活にしてください。しかし肥満の猫に猫用のチーズやミルクをあたえることはおすすめできません。
 牛乳にもどりますが、成長後の猫では、カロリー過剰のために肥満になりますので、おすすめできません。肥満は心臓病や腎臓病、肝硬変などの成人病をもたらします。高齢の猫では、牛乳中のナトリウムイオンが心臓に負担を与えるといわれています。成長期の幼猫では、下痢がみられることもあり、牛乳より幼猫用のキャットフードや猫ミルクをお使いになった方が猫の成長には栄養価的にすぐれています。私たちも沢山の猫を育ててきましたが、実際に猫用のキャットフードで育てた猫は、そうでない猫に比べて健康で骨のしっかりした毛づやのいい子が多いです。ただし、歯がはえ変わった後も子猫用のキャットフードを続けると肥満になるので 注意が必要です。
 あなたのお家は高齢の猫ちゃんばかりですので、牛乳を中止し、お水を沢山飲めるように大きな器(できれば陶器)を数カ所おき、トイレの数もできれば一頭あたり一個あると理想的です。高齢の猫ちゃんは、心臓や腎臓への負担の少ない食事が理想的なので、老齢猫用のキャットフードに変えることをおすすめします。また、もし中に肥満の猫ちゃんがいる場合は低カロリーのキャットフードを選び、減量させましょう。また定期的に動物病院で検査(血液検査やレントゲン検査)をうけ、その結果によってキャットフードを変更していくと成人病を未然に防ぐことができるとおもいます。歯肉炎を予防するための歯磨きなども大切です。

 


 
Q.
猫をもう一匹飼いたいのですが
 現在6年飼っているオス猫がいます。室内飼いで外へはぜんぜん出していません。
 最近仕事場の近くに生まれて6ヶ月位のオス猫がいるんですが、気が小さくて周りの猫に威嚇されていつも一人でいるので私の家で飼おうと思い、家に連れてきたら、うちの猫が怒って仕方ないのです。なるべく側へ近づかないようにしているのですが、子猫の方は寄っていってしまいます。
 まだ連れてきて2日目なので、しばらく様子をみようと思っているんですがどのくらい様子をみたらいいでしょうか?
 
A.

 同居している猫同士は、いつも一緒にいる仲のいい子たちもいますが、仲の悪い子たちもいます。しかし、猫とは元々単独生活をする習性がある動物なので、仲が悪い場合でも家の中でそれぞれが棲み分けをするようになります。
 新しい猫がきた場合は、すぐに一緒にしてはいけません。お互いにストレスに受けて、体調が悪くなったり神経質になったりする場合がありますし、寄生虫や感染症などの病気を感染させてしまう可能性があるからです。
 そこで、できれば、子猫はケージ飼いにして、その中でトイレや食事などの生活をさせ、その間に外部寄生虫(ノミ、ダニ)や内部寄生虫(回虫、条虫)の駆虫、ワクチン接種を済ませます。ノラちゃんだった子は真菌症などの感染性の皮膚病を持っていることもあるので、1ヶ月くらいは別々に飼育するのがベストです。そうしないと、元々飼っている猫ちゃんに寄生虫や皮膚病などが、うつってしまいます。
 そして、新しく来た子が完全に健康な状態になったことが確信できたら、少しずつ一緒にいる時間を増やしてください。半年くらいは余裕をみて、ゆっくり慣らすほうがいいとおもいます。仲良くなるのか、棲み分けをするのかは、もっと時間が経ってみないとわかりませんが、相手が子猫の場合、先輩猫は結構受け入れてくれるものです。


 
Q.
吐く猫
 我が家には、推定年齢6歳になるアメショのはいった雑種がいます。
 月に1回は、朝方吐きます。吐いた日は、1日中ぐったりしていつも以上に甘えます。 動物病院へ何度か連れていったことはありますが、いつも風邪薬をいただいています。 日常食欲旺盛なだけに、(1日ちいさなカンカンを4カンは食べます。)風邪薬でいいんだろうか、と心配です。また、お風呂嫌いにも困っています。ムース状のものでも大騒ぎ。1年に1、2回しか洗えないので、本猫も 神経質でしょっちゅうなめては毛の塊を吐いています。
 
A.

吐く猫ちゃんで多いのは毛球症です。
 実際に診察していないので、断定はできませんが、よく吐く猫ちゃんで多いのは毛球症です。猫はからだを舐める習性があるので、毛球症はなりやすい病気です。予防法としては、毎日ブラッシングをして、猫ちゃんが毛を飲み込まないようにすること、毛球症予防薬など(動物病院に御相談ください。)で胃腸内に毛球ができにくくすること、などです。極端な場合には、全身バリカンも効果的です。このとき、神経質な子は鎮静麻酔をすると本人も楽です。
 また、嘔吐のあった日は食事の量を少なくする、何度も吐く日は絶食して動物病院で補液などの治療を受ける、消化の良いキャットフードにする(動物病院に御相談ください)、などの食事制限や食事療法が必要です。
 毛球症でも重症になると、毛球が消化管(胃や腸)に詰まってしまい、食物が停滞して生命の危険が生じることもありますので、嘔吐があまり長く続くようなら、消化管のバリウム造影などの検査が必要です。
 それから、毛球症以外の胃腸炎や胃腸炎以外の病気でも嘔吐をする事がよくありますので、主治医の先生にご心配なことは、全てお話しして今後の治療方針を立ててください。


 
Q.
肛門のう破裂
 家で飼っている猫(メス・生後約10年8〜9ヶ月)が、病気になってしまいました。
きづいたのが、昨日の夜、肛門の下あたりが毛もなくなり、腫れていたのです。
びっくりして、次の日、仕事から帰ってすぐ病院につれていきました。
ところがその時にはもう、腫れていたところが、やぶけていて、中がみえているのです。
病院にいったら、年をとったため、排便がうまくできなかったからだと、言っていました。肛門につながる管が、うまく機能しなかったというのです。それで、便がたまり、腫れたらしいです。
 でも、腫れただけなら、まだいいです。やぶけてしまって、中がみえるんですよ??痛そうで、とても見ていられません。便も、肛門からではなく、破れているところからでてしまっています。どうしたらよいでしょう??
 
A.

 10年も飼っていらっしゃる大切なネコちゃんが、大変な事になってしまい、本当にお気の毒です。
 あなたのネコちゃんは、老齢なので、色々な病気が考えられるのですが、一番多いのが、肛門のう破裂です。あと、会陰ヘルニアなどもありますが、いずれにせよ正確な診断と手術が必要かとおもわれます。
 ですから、すぐに検査と手術をしてくれそうな動物病院を、一刻も早くさがしてください。