Q.
インコの卵づまり 2004.9.13掲載
  メスのせきせいいいんこですが、一ヶ月近く前から、腹部がはれてきました。うんでいたりとかはしないのですが、ぼっこりと膨らんでいます。おしりの穴より一セン チ くらい上のあたりです。ちなみに、別のかごでおすのセキセイインコ1歳もかってい ます。よろしくお願いします。 
 
A.
若いメスなので、卵づまりの可能性が考えられますので、まず家でできることは保温ですね。 小さなマスかごに移し、かご内の温度が27℃くらいになるように暖めて下さい。 もし来院できるのであれば、なるべく早く診せてもらったほうがよいでしょう。 年齢的には腫瘍などは考えにくいと思いますが、卵管炎などを起こしている可能性もありますので、はやく治療しないと命にかかわる場合もあります。 診察時間内であれば予約は必要ありませんので、できるだけ早く御来院下さい。お待ちしています。
  実際に診察したわけではないので、確定的な事は言えませんが、ひとつのアドバイスとしてお読みいただき、最終的な判断をする上での参考になさって下さい。
それでは、お大事にどうぞ。
金町アニマルクリニック 獣医師 久保田
 
 
Q.
首の曲がったインコ 2004.9.13掲載
  セキセイインコおそらく2ヶ月未満、原因は良くわかりませんが、巣から飛び出て着地に失敗したのか、その後首が左に曲がりっぱなしで、左にくるくる回ってばかりいます。その当時はひどく暴れ、泣き叫んでいましたが、1日たつと落 ち着いていますし、えさも食べています。しかし明らかに以前とは違う状況に戸惑っています。どのようにするべきでしょうか? 
 
A.
その後、インコさんのご様子はいかがでしょうか? 首が曲がっているというのは斜頚という神経症状のひとつではないかと思われます。この症状は打撲などの外傷でも起こりますし、ウイルスや細菌などによる感染や ビタミンの不足などの栄養性の問題でも起こります。なかには短期間で急変することもありますので、一度、動物病院での診察をおすすめします。
それでは、お大事にどうぞ。
金町アニマルクリニック 獣医師 斉藤

 
Q.
肥満のインコ 2004.9.13掲載
  トリ、セキセイインコ、メス、6歳8ヶ月についてお伺いします。
  かなり太ってしまいました。お腹を止まり木に乗せています。飛ぶことができません。エサはよく食べます。葉っぱもよく食べます。ダイエットさせたいのですがどのようにしたら良いでしょうか?
また、最近一緒に飼っていた一羽が亡くなってしまい寂しそうです。 どうかまってあげたら良いでしょうか?
  ご指導よろしくお願い致します。ご回答お待ちしております。   

 

 
A.
トリさんのご様子いかがですか?
  おなか周りが膨れてくるのは、単に太りすぎ以外にも おなかの臓器の腫大や腫瘍などがある場合や腹水がたまっていたりすることによっても起こります。実際に触診やレントゲンで見ていないので おうちの子がそのような病気かどうかはメールだけではなんとも言えません。できれば健康診断をかねて動物病院で診てもらったほうがいいかと思います。 ちなみにダイエットについてですが、急激なダイエットが人で問題になっているよう に、 トリさんでもダイエットをする場合は注意が必要です。その意味でも体の状態を診察してもらった上でダイエットを開始したほうがいいで しょう。
  基本的には食べ物の内容や量を状態を見ながら決めていきます。 食べ物の内容としては青菜を多く、人の食べ物は禁止し、脂肪分の多いものは避け(カナリーシードなど)、 殻付餌は量を測って与えていくのがいいと思います。その量などは個体により変わりますので獣医師による指示を仰ぐといいでしょう。 また、最近ではペレットタイプの餌もでており、それを利用するのもいいでしょう。
  一緒にいた子が亡くなってしまったとのことですが、人に慣れている子であれば人がかまってあげることで気がまぎれるかと思います。 しかし、人は苦手で相手の子にべったりという子だと、相手の子の代わりの子がいたほうがいいのかもしれません。 ただ、相性もありますので必ずという方法ではありません。 また、人形や鏡などのおもちゃを与える方法もあります。 しかし、卵をよく産むタイプの子だとそれらに対し発情し無精卵を産むことがあり、 それにより卵詰まりを起こすことがありますので注意が必要です。
それでは、お大事にどうぞ。
金町アニマルクリニック 獣医師 斉藤

 
Q.
嘔吐するインコ 2004.9.13掲載
  いつもお世話になっています。前に診察していただいたトリ・セキセイインコ・10ヶ月令です。
昨日、水入れを新しくしたところ、水を飲みすぎたらしく何回か吐いてしまい、餌も食べず元気がなくなってしまいました。 どのような対処をすれば良いでしょうか? 
 
A.
おうちのインコちゃんのご様子いかがですか? その後嘔吐は落ち着いていますか?
  基本的に鳥さんの場合は具合が悪い場合はまず、保温をしてください。 そして、体力が犬や猫ほどありませんので、早く病院で見せていただくのが一番かと思います。嘔吐が見られる場合はソノウなどの消化管の異常が考えられますが、その前に水を多く飲んだということですから、水入れの変化以外にも何か飲水量が増える問題があったかもしれません。 たとえば塩分の多いものを摂取したり、なにか中毒になるようなものを摂取してしまったりなどなかったでしょうか?
もし、まだ状態がよくなっていないのであればお早めにご来院下さい。
それでは、お大事にどうぞ。
金町アニマルクリニック 獣医師 斉藤
 
 
Q.
立てないインコの雛 2004.9.13掲載
  セキセイインコの雛で、生後12日になります。元気はあるのですが、ずっと背中を下にして鳥らしく足をしたにつけて立とうとしません。よく見たら、片一方の足はずっとのばしたままなのですが、もう片方はしっかり屈伸運動できています。親はずっと無精卵ばかりでやっと1つだけ孵ったひなで今も一生懸命そだてています。巣箱は鳥かごのした の所につけてあったんですが、産まれてすぐに巣箱から落ちていたのもきになるし、もともとの奇形?なのかもわからず、治療が必要であればしたいのですが私の住んでいる地域には鳥専門の獣医さんがいません。 どうしたらいいのでしょうか?奇形であれなんであれ、一生懸命育てる気持ちは変わりませんので、どうしたらいいのか教えて下さい。
 
A.
おうちのインコさんのご様子いかがですか?
メールの内容からおうちのこは、足の関節を構成する骨の端の部分が腫脹し、かつ、関節の靭帯が弱いため開脚した状態になる、腱はずれ(ペローシス)という疾患ではないかと思われます。これは卵の状態のときにビタミンやミネラルの不足が影響して起こるといわれています。
治療としてはまずは栄養価が高いさし餌を行います。状況によってはテーピングにより開脚を補正する方法もありますが、なかにはテーピングが不可能な場合もあります。このような場合、他にも病気を抱えていることがありますから、できれば早めに動物病院で診察を受けることをおすすめします。お住まいの近くに鳥専門の病院がないとのことですが、鳥も診察している動物病院はあると思います。鳥さんのHPなどでは鳥を診てくれる動物病院をリンクしているところもあるようですし、また、それ以外ではお近くのペットショップさんなどで小鳥を診療する病院をおたず ねになるのもいいかもしれません。近所で小鳥を飼育している方に訪ねてみるのもいいでしょう。今回のことに限らず、いざとなったとき診てもらえる動物病院があったほうが心強いでしょう。
それでは、お大事にどうぞ。
金町アニマルクリニック 獣医師 斉藤 

 
Q.
鳥の産卵防止  2000.2.25掲載
 
A.
 鳥の産卵防止法について一般的に考えられる事を記します。
餌に気をつける
 発情を促すようなあわ玉やピーナッツなどの高カロリーの物を与えない。
環境をかえて、鳥に緊張感を与える
・巣や巣箱をとりだして止まり木だけにする。
・止まり木の位置や方向、高さを変える。
・かごを置く場所あるいは家具の場所をかえる。
巣材を与えない
・かごの底に新聞紙などを敷かない。
・金網のスノコの上に何も敷かない。
・スノコの下の受け皿にも紙を敷かない。
餌入れを小さなものにかえて、座り込ませない
部屋に出した時狭い隙間にはいらせない
 本立てや家具の隙間、衣類のポケットや懐、人に発情を示す場合
・発情中は無視し接触しない。
・背中を触るなどの発情を助長するようなことをしない。
ものに対して発情を示す時
 鏡やおもちゃを取り外す。
など以上の項目が挙げられます。

 つがいで飼っている場合、発情をさせないということ自体難しいように思います。
 たとえば高カロリーの餌を与えずに粗食にしたり温度を低くすることによって発情を抑制する場合、温度のコントロールを上手にしないと病気をひきおこす可能性があります。
 卵詰まりについてですが、一概に何日間などと具体的に言うことはできないですね。お腹の周りが膨らんだり膨羽や呼吸が速くなったり、いきむなど様子がいつもと違って見えたらすぐにお近くの動物病院での診察を受けることをお勧めします。


 
Q.
スズメの病気  2000.2.17掲載
 今年で7歳を向かえるスズメについておたずねします。
 以前住んでいた家の2階の屋根の巣から落ちて以来 同居を続けているスズメがいます。 そのスズメが、はじめのころ、1年先輩のスズメ(こちらはこちらで、片足の指が2本足りなく、まともに枝に止まれない状態です) に嘴をつつかれて傷がついてしまっていました。 それが去年あたりからひどくなって上の嘴は、雲母状にはがれたり 伸びたりで、一部下の嘴を覆っているような状態です。また、下の嘴は、ストロー状、あるいは竹の皮状に、両側から巻いてきて 餌を食べようとしてもすぐ落ちて、まともに食べられない状態です。ナイフなどで削ってやれば、餌を食べられるようになるかと思うのですが、素人には不安で、それもできません。ときどき、伸びすぎた嘴を 短くしてやるのがせいぜいです。
 また、これの影響かどうかですが、数年前から、舌が腫れて白くなり近所の動物病院(専門外)から抗菌薬をいただいて飲ませていますが、 ほとんど効果はありません。こちらもさいきん悪化しています。 年が年なので、いろいろ出てくるのかもしれませんが、できることなら もっと楽にしてやりたいと思います。
 なお、今現在は、わずかの餌や丸めたパンなどで、とりあえずは なんとかなっていますが、よくハーハーしたり、目をつぶったりで元気な状態とはいえません。アドバイスをよろしくお願いいたします。

 
A.
 野生のスズメを保護している人はたくさんいます。中には放鳥して、自然に帰すことができる例もありますが、献身的な看護をなさっても死んでしまうケースが多いようです。それは野生下のような食生活を送らせることが困難であることから、栄養学的な問題がでてきてしまうのです。
 ですから、自宅での看護は日常の餌の管理が重要です。

スズメの成鳥の場合、すり餌(市販の五分餌)、アワ類,ミルワーム(あらかじめドッグフードなどを床敷にして栄養を与えておいたもの)、青菜などを与えると良いようです。病気であれば、ビタミン剤などを添加して与えることも必要です。
 実際に診察していないので、スズメさんの病状に関しての細かい説明はできませんが、かなり慢性的に病気が進行しているようですし、現在はかなり具合が悪そうです。ぜひ一度鳥専門の病院で診察を受けられるようお勧めします。地域の動物園や野鳥保護団体などの専門家に問合せてアドバイスを求めることも一案です。


 
Q.
蚊取り線香 2003.6.30掲載
  飼っていたオカメインコなんですが、その日の朝は元気だったのに、仕事から帰ってきて見たら死んでしまっていました。
 鳥かごの近くに、つけて1〜2時間以上たっている蚊取り線香がありました。
原因がその蚊取り線香ということはありえるのでしょうか。
鳥にしたら大量の吐血があり、鳥かごの底の金網に噛み付いたままの状態で死んでいました。
 この先、また鳥を飼うことがあるかもしれないのでそのときの為、知りたいと思います。
 
A.
 オカメインコさんの死は、かなりショックだったことと謹んでお悔やみ申し上げます。
 さて、蚊取り線香ですが、べ‐プマットや液体のものはピレスロイド系の殺虫剤を主成分としていますから、哺乳類にも直接口にすると中毒を起こしかねません。
昔ながらの渦巻き状の蚊取り線香は主成分は除虫菊ですから、哺乳類には害はほとんどありません。
 しかし、蚊取り線香でも鳥類では呼吸器障害などの中毒症状が出るようです。
また、鳥類は肺の容積が小さいため、薬剤濃度の濃い空気を吸引することで中毒や酸素欠乏が起き、死亡する可能性も考えられます。
 数年前、オウム真理教の強制捜査でカナリヤを連れて入ったニュース映像を覚えていらっしゃるでしょうか? あれも鳥類の方が人間よりも早く反応が出るために使われたのだと思います。

 蚊取り線香に限らず、観葉植物や殺虫剤など、身近なところに中毒の原因は意外にたくさんあるものです。 今後また新しい家族を迎え入れるのであれば、今回の事故は非常に残念ですが、これを教訓に小さい動物にとっては意外なものが命に関わる障害を引き起こす可能性があることを常に考えてあげましょう。


 
Q.
すずめの幼鳥を保護しました 2003.6.30掲載
  庭に、雨に打たれてうずくまっているすずめの幼鳥がいたので保護しました。
羽にはどういうわけか、木工ボンドよりやや強めの糊がついてしまって、その上にティッシュのようなやわらかい紙がはりついてしまったらしく、大きいものはぬるま湯につけながら取れましたが、他は痛がるので取れません。
羽、尾、胸の毛も少し抜けてしまっていて、声を出す元気はあまりないようです。
タオルの上にあまり風のあたらない場所へかごに入れて保護してあげているのですが、どうしてあげたらよいのでしょうか?
 
A.
 すずめさんはまだ無事でしょうか?
羽毛についてしまったものはとりあえずそのままでいいと思います。
幼鳥ですから、まず保温と栄養補給が必要です。小さめのカゴの下にアンカやホットカーペットを敷き、カゴを暖めます。 体が冷えているようなら使い捨てカイロや湯たんぽにタオルを巻き、その上にヒナを乗せて暖めましょう。
栄養補給はアワ玉や鳥用のミルクなどを直接口の中に一口分づつ入れ、飲み込めるかどうか見てみましょう。一度に沢山は飲めないので少量づつ、何回にも分けて与えて ください。
下痢などをしているようであれば、獣医の診察を受け、薬が必要になるかもしれません。

 巣から落ちたヒナを人間の手で育てることは非常に難しく、一生懸命世話をしても助からないことが多い事をご理解ください。
また、運良く回復し成長しても野生に戻すことは困難になるかと思われます。
私達人間は、できるだけヒナの体力の消耗を防ぎ、回復するまでの手助けをしてあげることくらいしかできません。
最終的にはその子の生命力にかかっていると思います。がんばってくださいね。